11月24日まで東京・上野の国立科学博物館にて、国立科学博物館・竹中大工道具館共同企画展 「木組 分解してみました」が開催中です。
モノとしての道具は、事としての建築、工芸品の制作に使われ人々の生活を豊かにしてきました。その時道具は木を切り、削り、彫って、組み合わせ、物を作ります。木を組むことこそが木工道具の目的と言っていいほど大切な役目です。
今回、木工関係の手道具の世界的コレクションを有している神戸の竹中大工道具館が、道具というモノの博物館がそのモノによって成り立つコト=木組に注目した展覧会を企画しました。木工道具にまつわる「物事」の世界です。日本が世界に誇る木工技術を駆使した木組、木工の粋をご覧ください。この展覧会は一昨年竹中大工道具館で開催されてから各地を巡回し今回の上野の国立科学博物館が最終回です。規模も一番大きいようです。
皆さま是非足をお運びください。
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